弁護士無料相談に手土産・お礼は必要?
弁護士無料相談には、基本的に手土産・お礼は不要です。
お気持ちとして、手土産・お礼を準備する場合、地元の特産品や菓子折りなどは喜ばれるでしょう。
注意点として弁護士が金品を受け取れないケースもあります。
弁護士無料相談に手土産・お礼が不要な理由
弁護士無料相談に手土産・お礼は不要ですし、無料ではなく、有料相談であったとしても不要です。
弁護士の無料相談は、事務所の集客のためという理由がほとんどなので、無料だからといって気にする必要はありません。
有料相談の場合、そもそも相談料を支払うのですから、お礼を言われるのは客である側と言えるでしょう。
弁護士事務所もビジネスですし、正式に対応を依頼すれば、少なくない報酬が必要になるのですから、こちらもビジネスライクで問題ないのです。
とは言え、無料相談の時に、手土産・お礼を渡す場合もあります。
例えば、知人・友人・親類などの近しい人から弁護士を紹介された場合、人間関係を円滑に保つためにも手土産・お礼を渡すケースは少なくありません。
事件解決後、弁護士に手土産・お礼を渡す人もいます。
こちらは、事件解決に尽力してくれた感謝の気持ちとしてですね。
弁護士も人間ですので、美味しいお菓子、珍しい特産品などを貰えば、嬉しい気持ちになるのは当然です。
手土産・お礼を渡すことで、丁寧・親身な対応を期待できるという側面はあります。
弁護士無料相談で喜ばれる手土産・お礼
弁護士無料相談で手土産・お礼を渡す場合、地元の特産品や菓子折りなどは喜ばれると思います。
商品券・ギフトカードなどの金券は、事務所の規定で受け取りを禁止している場合もあるので、注意が必要です。
手土産・お礼を渡すために無料相談の時間を無駄にしないようにしましょう。
弁護士へのお礼の菓子折りの相場
弁護士無料相談でお礼の菓子折りを準備する場合、数千円までが相場でしょう。
高額な手土産は不要です。
弁護士に正式に依頼することを前提に無料相談する場合でも、やはり数千円までで十分でしょう。
弁護士事務所で手土産をいつ渡す?お礼のタイミング
弁護士事務所で手土産をいつ渡すのか、お礼のタイミングに決まりはありませんが、一般的には以下のタイミングで事務員に渡すことが多いようです。
- 事件解決後
- 初回相談時
中元・歳暮の時期に事務所に訪問するさい、手土産を準備するといった場合もあります。
弁護士が手土産・お礼を受け取れないケース
弁護士が手土産・お礼を受け取れないケースもありますので、注意が必要です。
代表的なのは、以下のようなケースですね。
- 国選弁護士のケース
- 法テラス弁護士のケース
国選弁護士への手土産・お礼
国選弁護事件の場合、弁護士が被疑者・被告人から金品を受け取ると、弁護士職務基本規程49条違反になり、場合によっては懲戒処分の対象となってしまいます。
ですので、弁護士は手土産・お礼などは絶対に受け取りません。
尚、国選弁護人の費用は国が負担、基本的に無料です。
法テラス弁護士への手土産・お礼
法テラス弁護士の場合、国選弁護人にように手土産・お礼の受け取りを法的に禁じられているわけではありません。
とは言え、法テラスの利用自体が経済的に困難な人を対象していることもあり、手土産・お礼などを渡すことで弁護士に違和感を与えてしまうでしょう。
法テラスで弁護士に無料相談する場合、手土産・お礼などは気にする必要はありません。
民事事件で相手方の弁護士への手土産・お礼
民事事件で相手側を弁護する弁護士に手土産を渡す人はいないと思いますが、念のために。
弁護士職務基本規定53条で「弁護士は受任している事件に関し相手方からの『利益』の供与を受けてはならない」と禁止されています。
金銭以外の手土産なども『利益』に含まれます。
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